冬の北海道旅行
2019年の始めに冬休みを利用して冬の北海道に行ってまいりました!冬にしか見られない多くの魅力がそこにはありました。
私は真夏に北海道に訪れたことがあるのですが、冬の北海道はまた夏とは違った楽しさが盛りだくさんでした。日中でも氷点下の気温を示す極寒の地ではありますが、その代わり、素敵な景色をたくさん楽しめるたいへん魅力的な場所でした。
今回は室蘭から積丹まで訪れたのでその内容について取り上げようと思います!
室蘭の観光の内容(ver.2, 3)は↓になります。見ていない方は合わせて見ることをオススメします!


それでは、冬の北海道旅行ver.4~積丹編~のはじまりです!
行程
輪西駅⇒(JR)⇒東室蘭駅⇒(JR)⇒小樽駅⇒(北海道中央バス)⇒積丹余別→神威岬(の入口)⇒(北海道中央バス)⇒美国→[昼食:食事処 純の店]→美国⇒(北海道中央バス)⇒小樽駅
始めに断っておきますが、今回メインの目的地のはずだった神威岬へは冬季通行止めのため行けませんでしたorz。
もし、この記事を読んでいる人の中で、冬季に神威岬に行ってみようと思う方、通行止めで入れない可能性があることだけでも覚えていってください(笑)
美国でバスを途中下車して訪れた食事処 純の店はうに丼、アワビ、積丹ザンギがとても美味しいお店であり、ここでお昼ご飯が食べれただけでも積丹に訪れてよかったなと感じる程のレベルでした。
今回の行程はモデルルートとは程遠い内容となっていますが、読者が同じ轍を踏まないことを祈り投稿いたします笑。
積丹観光協会サイトに詳しい情報が掲載されています。
旅行レポート
室蘭編~part 2~の続きになります。

輪西駅から東室蘭駅まで在来線で移動した後、特急:すずらん号で一気に小樽駅へと向かいました。
輪西駅→小樽駅 ◆所要時間:約2時間30分 指定席:5,560円/自由席:5,040円)
今回は前日の夕方に指定席を確保したのですが、年始のためなのか残り数席程度でした。余裕をもって指定券を購入することをオススメします。
小樽駅に到着後は、駅から徒歩数分の位置にあるホテルに荷物を預けました。その後、積丹余別まで北海道中央バスで移動しました。
ダイヤ時刻表はコチラ。積丹余別バス停までも一日に5本程度しかないので注意!
ちなみに夏季には神威岬バス停まで経路が存在してるようです。
小樽駅のバス停は駅前にすぐの場所にあるためすぐにわかるでしょう。
小樽駅→積丹余別バス停 ◆所要時間:約2時間15分 1,730円
この日は移動ばかりですね…。
冬季ダイヤでは神威岬バス停までは運行しておらず、積丹余別バス停が終点となります。
最果ての場所みたいな場所に来て戸惑いを隠せませんでした…。お店もなければ人気もありません…。お腹が空くとたいへんなことになりそうです。自販機があるので水分に関しては何とかなりそうですが…。
神威岬
ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属している神威岬は、北海道積丹郡積丹町にあり、積丹半島の北西部から日本海に沿って伸びている岬です。
神威岬灯台と神威岩があり、この付近は古くから海上交通の難所として知られています。
また、源義経を慕っていた日高地方の首長の娘であるチャレンカが、義経一行を追ってこの地で身投げしたことで、神威岩ができたという言い伝えがあり、それから船がよく転覆するようになったことで、この地はかつて女人禁制の地だったといわれました。
その言い伝えから、駐車場から先端部までの遊歩道は「チャレンカの道」(強風時は立入禁止)と名付けられたとのことです。(出典:じゃらんHP)
今回は積丹余別バス停から神威岬まで徒歩で向かいましたが、かなり距離があります…。タクシーもなさそうですし、本来はマイカーで訪れるのがベストですかね…。
人気のない雪道を歩き神威岬へ向かいます。
トンネル内を歩きます。
物音ひとつない場所であり一人だととても怖くて歩けません。
20分強程度歩くと目的地の神威岬の看板が見えてきます!
え。。。
まさかの閉鎖中。。。
チッキショーーーーーーーーー!!!(コウメ太夫風)
はい、天候不良のため神威岬へは入れないとのことです。せっかく小樽からバスで二時間かけて訪れたのにこの有様…。リサーチ不足としか言いようがありません。
どこかのサイトで冬の神威岬は素晴らしいなどの記述をちらっと見た気がしますが、そもそも入れないのでは話になりません。
この記事を読んだ人は冬に神威岬に訪れても閉鎖で進入できない可能性があることに注意していただき、同じ轍を踏まないよう祈ります…笑。
曇り空のせいで名物の積丹ブルーと呼ばれる青々とした美しい海も期待できそうにありませんでした…。
神威岬方面の写真です。まあこれはこれで素敵な風景であります。しかしとても寒いです。
日本海です。とても冷たそうで海水浴したらショック死しそうです。
シンボル的存在である神威岩が遠方に見えました。
結論としては、神威岬は夏季に行くことをオススメします笑
①神威岬バス停までバスが運航している、②通行止めしていない(悪天候時は閉鎖されます)、③近くのうにの名店が営業している、など普通にメリットがあります笑。
私も絶対生きているうちに夏季にドライブで神威岬に訪れ、復讐を果たしたいと考えております。ドライブなら積丹岬や島武意海岸といった他のスポットも効率的に回ることができます。
せっかく積丹方面に来たのに、このまま小樽に帰るわけにはいきません。積丹グルメを楽しむために、積丹余別バス停から美国バス停で途中下車いたしました。
ちなみに積丹余別バス停の終バスは18:12(R2.12.19現在)になります。これを逃すと大変なことになります。ダイヤ時刻表はコチラ。
積丹余別バス停→美国バス停 ◆所要時間:約50分 850円
美国は路線の中継ポイント的な場所です。集落が存在し、路線内のなかではまだ栄えている方です。(とはいってもかなりの田舎ですが…。郵便局とセイコーマートと民家がある程度。)
食事処 純の店
積丹エリアの飲食店が軒並み冬季は休業するなか、このお店は年始にも関わらず営業していました!
旬の地元の味覚を和食で楽しむお店であり、季節に合わせた料理を楽しめます。
6〜8月の夏の期間は、積丹・美国や余別産のウニをご飯を覆い隠すほどたっぷりのせた名物「うに丼」が堪能できます。また、10月~12月までは、あわび漁が盛んで、あわび丼、あわび入り天丼などがオススメです。積丹ざんぎも一番人気の逸品です。
美国バス停から10分程度歩いた場所にあります。少し分かりにくいところにあるので迷わないように。
あわび天ぷら定食(期間限定)料金は失念(1,500~2,000円)
10月~12月があわび漁のシーズンであり、若干旬を過ぎていますが自慢のあわびを使った天ぷら定食をいただきました。サクッとした食感の天ぷらは大変美味で、ここまでの苦労を吹き飛ばしてしまう幸せな味でした。
あわびの天ぷらなるものを人生で初めて食べましたが、サクッとした衣と不思議なアワビの柔らかさの組み合わせが斬新であり、これは人生で一度は感じるべき味覚でしょう笑
積丹ざんぎ 780円
ソウルフードのざんぎです。もの凄いボリュームです。
ざんぎは唐揚げに似た北海道限定料理の一つであり、醤油・生姜にんにくなどに漬け込んで味付けされているのが特徴です。
お店の一番人気メニューなだけあって非常に美味しいです。衣はサクサクで中身の鳥は非常にジューシーかつ噛み応え十分!思わずサッポロビールを注文してしまうほどでした笑。
他にも生あわび丼やうに丼(夏季)。甘えび丼などの海鮮丼や定食など、多彩なメニューが揃った名店です。近くに住んでいる人は何度も訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店名:食事処 純の店
住所:北海道積丹郡積丹町大字美国字船澗42-20
TEL:0135-44-3229
営業時間:10:30 – 20:00
臨時休業の可能性もあるので事前に調べておくことをオススメします。
定休日:月曜日
美国には黄金岬という名スポットがありますが、日が既に暮れて暗くなっており、バスの時間が迫っていたことから断念いたしました。時間に余裕のある方はあわせて行ってみるとよいでしょう。
美国バス停から小樽まで戻ります。終バスは19:05(R2.12.19現在)になります。これを逃すと大変なことになります。本数は一日16本程度あります。ダイヤ時刻表はコチラ。
美国バス停→小樽駅バス停 ◆所要時間:約1時間20分 850円
次は小樽編になります!あわせて読んでいってください!

まとめ
小樽から2時間強かけて神威岬まで訪れましたが、冬季通行止めという憂き目にあいました。ここは夏季に訪れるべき場所なのでしょうね。。。読者の方は肝に銘じてください笑。とはいえ、冬の神威岬を遠方から見れただけでも満足です。とても良い景観でした。
美国にある食事処 純の店は名店であり、旬のあわびとソウルフードであるザンギを堪能することができました。料理はたいへん意味で、これを食べれただけでも積丹方面に訪れた甲斐があります。夏季にはうに丼が楽しめるとこのことで、また訪れてみたいものです。
以上、まとめると冬に積丹に訪れるのはあまりオススメしません!笑。何というまとめでしょうか。。。お店も閉店中のところが多く、何より寒いです。。そして、神威岬に入れません笑。