今回は紅葉狩りに奈良まで訪れました。いにしへの都と言われる奈良は修学旅行などにおいても頻繁に訪れられる街であります。
私も小学校時代に奈良の大仏や法隆寺を目の当たりにして、当時の私は社会の資料集に載っている建物が本当に実在するのか!と感動したものです。
今回は奈良の定番スポットとは少し離れたお寺である長谷寺を中心として奈良巡りをしました。長谷寺は「花の御寺」と称されるお寺であり、本堂の外舞台は国宝に指定されており、舞台から眺める五重塔と、それを囲むように色づく紅葉が大変美しいです。
今回は長谷寺の他にも有名なラーメン屋に訪れたり、奈良公園にも訪れたりもしてます。訪れた場所自体は少なく全体的にかなりまったりプランです。移動手段は全て電車なので車を持っていない人も今回のプランを真似ることができるので紅葉シーズンには是非参考にしてみてはいかがでしょうか!?
奈良について
奈良県は近畿地方唯一の海に面していない内陸県であり、大阪府や京都府のベッドタウンとしての性質をもつ県です。
古事記、万葉集などが編纂されるなど、日本文学の原点が生まれた土地であることで非常に有名です。小学校時代の歴史の授業において、京都とあわせて日本を代表する文化都市として習うため、日本人で奈良のことを知らない人は皆無といっても過言でないでしょう。
3~4世紀にはこの地方の豪族が強大化し、彼らは日本国の礎となるヤマト王朝を築き上げました。また710年には平城京遷都が起こり、政治の中心としての役割を果たしていました。
長岡京に都が移された後も宗教的地位の高さは維持されており、今なお宗教都市として大きな意義をもつ場所であります。
行程
富雄駅→[昼食:ラーメン家 みつ葉]→富雄駅⇒長谷寺駅→長谷寺→長谷寺駅⇒近鉄奈良駅→奈良公園
近鉄を利用した移動が中心。お昼スタートの夕方には終了というかなりマターリプランです。後に述べますが長谷寺がかなり広大なお寺なので意外と歩行距離は長いです。
旅行レポート
某近畿圏の街からまず最初に近鉄で富雄駅まで訪れました。
ラーメン家 みつ葉
富雄エリアのみならず奈良県全体、いや、関西圏においてもトップレベルの人気を誇るといっても過言ではない超名店。
開店前10分前程度に訪れたのですが平日にも関わらず既に店の前には数人待ち人がいました。富雄駅から徒歩5分程度というアクセスの利便性も人気の要因なのでしょう。
手書き感のある看板が特徴的。
開店前に関わらず既に待ち人が。とはいえ平日なので許容範囲。きっと土曜日だとものすごい人だろうと予想できます。
20分程度待ったのちに入店。早く訪れることができたため、10食限定 豚CHIKIつけ麺を注文することができました。
10食限定 豚CHIKIつけ麺 2玉 900円
既存のつけ麺の概念を覆す一品が目の前に現れました。コーンポタージュのような見た目のクリーミーなつけ麺スープに、バジルが添加されたイタリアンを彷彿とさせる麺。これはただものではない!というわけでパスタのような細めの麺をドロッとしたスープをたっぷりと絡ませてペロリ。
うままままままままままままままぃ
今まで食べたつけ麺とは全く異質な味がしましたが、、これはめちゃくちゃうまいぞ!!!
まず、豚CHIKIの名前の通り豚と鶏からなるクリーミーなスープがまるでシチューのようなまろやかさで絶品。すごく完成されたスープで麺との相性も抜群に絡み合う濃厚さで、それでいて全くくどくない、奇跡の調合比で作られており、一口入れただけで天にも昇る気持ちになります。
細めに仕上げられた麺は、まろやか濃厚スープと奏でる音色を見事にハモらせており、すするたびに幸福度が高まります。大きなチャーシューや逸品半熟卵などの脇役もハーモニーをさらに彩り豊かにする至高の具材が使われています。
この作品、もとい、つけ麺の特筆すべき点は、バジルがトッピングとして現れるなど洋風つけ麺と呼べるような不思議なつけ麺で、今まで食べたつけ麺とは根本的に異なるエッセンスが盛り込まれています。これは、もう本当に実際に食べてみてください、としか言いようがないです。他のラーメン屋さんの○○に似た感じ…という説明が一切当てはまらない類稀なる作品です!これは是非人生一度は食べて既存のつけ麺の概念を覆してほしい…!です!
店舗情報
店名:ラーメン家 みつ葉
住所:奈良県奈良市富雄元町3丁目3-15-1
TEL:非公開
営業時間:11:00~13:30(売り切れ迄)
定休日:日曜・祝日
お店のブログで詳しい開店情報などが見れます。
長谷寺
つけ麺で腹を満たしたのちに近鉄で長谷寺駅へ。一時間程度の移動です。満腹だったので電車のなかでまどろんでいました。
地味さがよい。かなりの田舎です。
駅からしばらく歩きます。道端には食べ物店がところどころにあり、食べ歩きも楽しめます。
名物・柿の葉寿司も売られています。この辺をぶらぶらするだけでもかなり楽しいです。
15分程度歩くと長谷寺に到着です。
入山し仁王門をくぐると長い登廊を進みます。重要文化財です。
目の前に階段が見えますが順路は右に進むしかなかったと記憶しています。
登廊と赤いもみじ。いい感じです。
本堂に出ました。ここまで来るのに結構高度を稼ぐため、体力に自信がない人は要注意。紅葉で彩られた境内を広く見渡すことができ圧巻の光景が眼下に広がります。
本堂。国宝に指定されています。
五重塔と紅葉。有名な構図ですね。本当に美しいです。
色とりどり。
五重塔を真下から。
本堂方面を見上げます。こうして見るとかなり広大なお寺であることがわかります。京都の紅葉で有名なお寺とはまた違った開放的な雰囲気を感じ取れます。時間に余裕があればあっちこっち歩いて回ってみるのもオススメです。
真っ盛りの紅葉に名残を惜しみつつ長谷寺をあとにしました。広々とした境内に広がる色とりどりの紅葉は必見です。ぜひ多くの人が訪れてくれると嬉しいです!
長谷寺
入山料金:大人 500円 中・高校生 500円 小学生 250円
※障がい者・団体料金もあります。詳しくはこちら。
入山時間:8:30~17:00(4月~9月) 9:00~17:00(10月~11月・3月) 9:00~16:30(12月~2月)
※牡丹まつり期間等時間延長あり
奈良公園
長谷寺駅から近鉄奈良駅へと約一時間。着いた時間がかなり夕暮れ時だったため、ここでは紅葉を楽しむというよりは鹿さんと戯れてきましたので写真は数枚だけ。
奈良公園近辺にも紅葉が綺麗なところは山ほどあると思うのでまたのんびり紅葉狩りしたいなーと思います。
まとめ
今回は主にラーメン家 みつ葉と紅葉の長谷寺についてのレポートになりました。お昼ぐらいから夕方までの比較的短い時間のプランなのでふらっと奈良巡り・紅葉巡りしたいという人にはうってつけでしょう。ここでしか食べられない洋風ラーメンと広大かつ深遠で落ち着きのある寺院でのまったりした紅葉狩りは、どちらも激推しです!ぜひ参考にしてください!
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