『福井旅行記一日目』の続きです。読んでない方は先に読むことをオススメします!
行程
[一日目] 明鏡洞→熊川宿→[昼食:日本海さかな街]→越前海岸→東尋坊→[夕食①:楊々餃子]→[夕食②:なん・なん亭あわら本店]
[二日目] [朝食:ユトリ喫茶店 開発店]→永平寺→恐竜博物館→一乗滝→[昼食:ヨーロッパ軒 総本店]
一日目に引き続き移動手段はすべて自動車です。福井県を存分に満喫するためには自動車で回ることを強くオススメ致します。。。
旅行レポート
あわら温泉からまずは朝食にとユトリ喫茶店 開発店へと車を走らせました。
ユトリ喫茶店 開発店
あわら温泉から30分ほど車で走らせてユトリ喫茶店 開発店に到着。ユトリ喫茶店は福井県に数店舗展開しており、地元民に親しみの深い喫茶店であります。
店内で非常に落ち着いた雰囲気で、店の名前通りのんびりゆとれる喫茶店です。無料Wi-fiも利用可能で読書やブログ執筆が非常に捗りそうです。
ここはコーヒー一杯頼むとモーニングとして食パンとサラダ、スープがついてきます。名古屋のモーニングみたいな感じですね。さらに!このサラダ、スープはおかわり自由になっています!食べるのが大好きな私にはとっても嬉しいサービス。近くにユトリ喫茶店があったら毎日通ってしまうこと間違いなしでしょう。
店舗情報
店名:ユトリ喫茶店 開発店
住所:福井県福井市西開発2-102 平和堂フレンドマート開発店 敷地内
TEL:0776-52-5557
営業時間:[月~土] 7:30~23:00、[日・祝] 7:30~21:00
定休日:年中無休
永平寺
のんびり朝食をすますと、次は永平寺へ。車で25分程度かかります。道端には雪が残っており、冬場に行くときにはスタッドレスタイヤおよびチェーンは必須かなと感じました。
永平寺(えいへいじ)は、道元禅師によって開かれた寺院であり、日本曹洞宗の中心寺院(大本山)であります。道元禅師は盛んに修行僧を指導されるとともに、修行僧が守るべき規則となる清規(しんぎ)を定められており、現在に至るまで修行生活が続けられています。
永平寺では修行僧たちの生活を身近に垣間見ることができます。また、ただ見学するだけでなく、座禅体験や写経体験、といった体験型の観光も楽しめます。やる気のある人は、永平寺で一夜を過ごし、修行道場の雰囲気を体感できる参籠といった体験も楽しめます。今回は見学だけの行程となっております。
残雪がみられる永平寺。木々が高く修行道場らしい荘厳な雰囲気が漂っています。
参拝者はここから入場します。
傘松閣の大広間です。天井には230枚もの花鳥彩色画が描かれています。
鯉(こい)×1、唐獅子(からじし)×2、栗鼠(りす)×1の計5枚が鳥や花の天井絵のなかに紛れ込んでいます。これら三種類の絵を見つけ出し、願いを込めて祈りを捧げると恋や念願が叶うという言い伝えがあるそうです!
しかしあまりにも天井絵の数が多く、私はギブアップしました。。。
引き続き順路を進んでいきます。
3月中旬でこの雪の量ですから厳冬期には完全に雪に閉ざされていそうです。極寒のなか修行に励むお坊さんたちに畏怖の念を禁じえません。
足元に気を付けて階段を進みます。
法堂のなかでは修行僧たちによるご法要が行われており、私も参加していました。
想像していたよりも、修行僧たちが身近にいたという印象でした。どの人も皆温かい人ばかりで、修行を重ねていくと人格も磨かれていくのかなあとか思ったりしました。参拝者も気軽に座禅体験等もできるので、心を清めたいという人は是非参加してみてはいかがでしょうか!
永平寺
入館料金:大人 500円 小・中学生 200円
※障がい者料金もあります。詳しくはこちら。
入館時間:8:30~17:00 ※季節によって変動アリ
TEL:0776-63-3102
休館日:年中無休
恐竜博物館
永平寺から車で40分ぐらいで勝山市にある恐竜博物館に到着。道中では雪のかぶった白山連邦を遠方に眺めることができました。
福井県立恐竜博物館は世界三大恐竜博物館のひとつであり、日本における恐竜博物館の代表格であります。博物館から近距離にある勝山市北谷の杉山川流域において中生代白亜紀前期のワニ類の全身骨格化石が発見された事が発端となり、調査が活発的に進められたことから博物館設営に至ったそうです。恐竜化石研究の国際的な拠点でありながらも大人から子供まで楽しめる博物館となっており、非常に存在意義の高い博物館であります。
なんと、偶然にも入場料が無料となりました!ラッキー!家族連れが非常に多かったのも無料開放日だったからなのでしょうか…。どうやら月1回ぐらいのペースで無料開放日があるそうなので是非狙っていくとお得ですよ!
三階から一気に地下一回へとエスカレーターで下ります。この建物の構造、個人的にはすごくかっこいいなあと思いました。巨大な恐竜の展示物のためにこのような構造になっているのですね。
以下、恐竜のショット集です。
ダイナミックな恐竜の展示物を見てロマンを駆り立てずにはいられませんでした。展示物の説明も非常に丁寧で楽しみながら勉強することができました。恐竜のこと以外にも地球の歴史や生物の進化の系譜などについても勉強することができ、またひとつ賢くなった気がします。
恐竜博物館
入館料金:一般 720円 高・大学生 410円 小・中学生 260円
※団体料金等もあります。詳しくはこちら。
入館時間:9:00~17:00 (入館は16:30まで)※季節によって延長アリ。詳しくはこちら。
TEL:0779-88-0001
休館日:第2・4水曜日(祝日の時は翌日が休館、夏休み期間は無休)、年末年始
一乗滝
恐竜博物館から一乗滝まで車で1時間程。一乗滝付近では路肩に雪が非常に積もっており、冬季に訪れる際はスタッドレスタイヤおよびタイヤチェーンは絶対に必要です!
3月中旬でこの雪の量です。標高が高いためか今までいたところに比べて寒かったです。
朝倉氏遺跡を貫いて流れる一乗谷川の上流に、落差12mの荘厳な水の糸を引く一乗滝は、泰澄(たいちょう)大師が白山大権現をまつり、滝水山浄教寺を建てたところとして知られています。また、佐々木小次郎が燕返しをあみだした場所と伝えられています。
佐々木小次郎像です。雪がかなり深く積もっており、膝から上しか見えませんでした。
一乗滝です。落差12mとあってかなり迫力があります。人気が全然なかったため、とても静かな雰囲気でいつまでも眺めていられそうでした。
ヨーロッパ軒 総本店
この時点で午後3時を回っていましたがまだお昼ご飯を食べていませんでした…。というわけでがっつりお腹を満たそうと名物・ソースカツ丼を食べに行きました。
まず最初は最寄りのヨーロッパ軒神明分店(鯖江市)に向かったのですが、着いてから休業中であることが明らかに。。。ネットで調べたら営業してるはずなのに。。。営業してるか不安な時は電話してみるのをオススメします。
結局福井市内にあるヨーロッパ軒 総本店へと向かうことに。やっぱり本店が一番ですよね!
近くのコインパーキングに駐車し(駐車料金はお店が負担してくれます)、ヨーロッパ軒 総本店へ。
ヨーロッパ軒創業者である高畠増太郎は、ドイツで6年間の料理研究の留学で学んだドイツ仕込みのウスターソースを日本人の味覚に普及させようと考えました。その結果、日本で初めてソースカツ丼を披露することになりました。薄くスライスした上等のお肉を目の細やかな特製パン粉にまぶし、ウスターソースベースの秘伝のタレにつけることで唯一無二の絶品に仕上がったそうです。
めちゃくちゃお腹が減っていたのでご飯大盛、カツ4枚乗った大ソースカツ丼を注文しました。比較的薄めのソースカツがご飯にドカンと乗ったシンプルな構造。一口ガツリとカツに食らいつきました。
うまああああああああああああああああああああああい
今まで食べたカツ丼とは異次元のクオリティです。こんなサクサク食べれて、それでいてフルーティで味わい深い仕上がりのカツが今までにあったのだろうか。カツ丼にありがちな脂っこさは一切なく、あっさりと、それでいて単調さは全くなく、非常に多彩で味わい深いウスターソースベースのタレが絶妙に沁みこんだソースカツはここでしか味わえない至高の絶品でした。
これはご飯も進む進む!もう一口も喋ることなく無心でご飯を胃の中へと流し込んでいきました。最高の一杯をありがとう!ごちそうさまでした!福井を代表するグルメであること間違いなしです!
店舗情報
店名:ヨーロッパ軒 総本店
住所:福井県福井市順化1-7-4
TEL:0776-21-4681
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日
最後に最高の魂の一杯を口にし、もう福井県最高以外の感情がありませんでした。夕暮れ時になったのでこの後は帰路につくことと致しました。
まとめ
この日は寺院・博物館など、一か所にじっくりと時間をかけて楽しむ場所がメインとなりました。福井県の有名スポットなだけあって非常に楽しかったです。他にもグルメや自然も一日目同様満喫でき、二日間かけて十二分に福井県を味わい尽くしたといえるのではないでしょうか。
正直福井県に訪れるまでは地味な場所だなあという印象を正直もっていたのですが、今回の旅行でその印象は逆転しました。自然豊かで食べ物は美味しい、文化的にも面白いところがたくさん。。。魅力あふれる福井県にもっと多くの人が訪れてくれたらなと思います。もし遊びに来る際にはこの記事を参考にしてくれるととっても嬉しいです!それでは福井旅行記でした!!!