冬の北海道旅行
2019年の始めに冬休みを利用して冬の北海道に行ってまいりました!冬にしか見られない多くの魅力がそこにはありました。
私は真夏に北海道に訪れたことがあるのですが、冬の北海道はまた夏とは違った楽しさが盛りだくさんでした。日中でも氷点下の気温を示す極寒の地ではありますが、その代わり、素敵な景色をたくさん楽しめるたいへん魅力的な場所でした。
今回は旭川、美瑛まで訪れたのでその内容について取り上げようと思います!
小樽の観光の内容(ver.5)は↓になります。見ていない方は合わせて見ることをオススメします!

それでは、冬の北海道旅行ver.6~旭川・美瑛編~のはじまりです!
行程
小樽駅→札幌駅→旭山動物園→[昼食:旭山動物園中央食堂]→道の駅びえい「白金ビルケ」→青い池→白びげの滝→札幌駅
今回は札幌駅発のバスツアーを利用して観光しました。レンタカーを借りての観光もよいのですが、冬の北海道は雪道が多いため、運転に自信のない方は私のようにバスツアーの利用も選択肢に入れると良いでしょう。
もちろん運転に自信のある方はが時間の自由が利くレンタカーも良いでしょう。
ちなみに今回は株式会社パムが運営するたびらいというサイトに掲載されていたバスツアーに参加しました。
http://www.tabirai.net/bus/?topPref=1®ion=01&pref=01
ガイドさんのユーモアを交えた案内が面白く、現地での自由行動が多めのツアーとなっており非常にオススメです。
私が参加したツアーの掲載は終了しているようですが、上のサイトで面白そうなツアーを探してみてはどうでしょうか!?
旅行レポート
~小樽編~の続きになります。

朝の小樽運河を観光したのちに、バスツアーの集合場所である札幌駅へとJRにて向かいました。小樽駅→札幌駅は平常時は1時間に4本程度、所要時間30~40分、運賃640円となっております。
札幌駅に着いた後にバスツアー参加開始。バスに乗り込み、最初の目的である旭山動物園へと移動しました。
~道中にて~
道央自動車道には途中に「赤いきつねと緑のたぬき」の看板があるとバスガイドさんに教えてもらいました。何とかカメラに収めようとバス内の人がこぞって写真撮影に興じておりました。
私も何とか写真に収めることができました。。。なんだかカップ麺が食べたくなりました。。。
旭山動物園
バスに揺られ、一つ目の目的地である旭山動物園に到着しました。
旭山動物園は日本最北に位置する動物園であり、北海道を代表する観光地として知られています。海外からも多くの観光客が訪れており、その来場者数は上野動物園(東京都)、東山動植物園(愛知県)に次いで国内第三位だそうです。北海道に位置するだけあり、寒冷地域に生息する動物の飼育繁殖に実績があるとのことです。
雪に覆われた動物園を回るのは初めてでとてもテンションがあがりました。足元を滑らさないよう気を付けながら園内を散策しました。
以下、動物たちのショット集です。
カバさん
キリンさん
他の動物園と比べるとかなり自然に囲まれた動物園だという印象。
アザラシさん
現代社会に揉まれる私には沁みるメッセージです。
旭山動物園で人気の高いホッキョクグマ。冬場なので元気いっぱいでした。
夏場だとぐったりしてあまり動かないようですので、元気に駆け回るホッキョクグマを見るなら冬に決まりですね。
元気に駆け回っていました。
レッサーパンダ風太くん(違)も元気でした。
歩き回ってお腹が減ってきたので中央食堂でランチをとりました。ラーメン好きの私は旭川ラーメンを注文しました。
あっさりしながらも味はやや濃い目の醤油ラーメンで、散策で冷え切った身体に染み渡る美味しい一杯でした。アザラシが描かれた海苔がかわいかったです。
ラーメンを食べて元気になったところで再び散策開始。
トラさん
旭山動物園では冬季限定で「ペンギンの散歩」が行われます。
12月中旬から雪解けの3月までは午前と午後の2回、3月からは午前の1回開催されるようです。冬の風物詩として有名らしく、園内中の人がペンギンの散歩姿を一目見ようと集まっていました。
ペンギン達の登場です。
ちなみに散歩は自主参加で、ペンギンがゲートから出て来なければ散歩は中止されるみたいです。この日はたくさんのペンギンが出てきてくれてラッキーでした。
氷点下の寒い中でしたが、雪景色のなかで元気いっぱいの動物達をたくさん見ることができて楽しかったです。なかなか本州の動物園では見ることのできない光景なのでオススメです。
旭山動物園
営業時間: 夏期間と冬期間で営業時間が異なります。また、季節の変わり目に休園期間があるので必ず公式HPを確認してください。
入館料金:大人 1,000円 中学生以下 無料
団体料金、特別料金もあります。詳しくはこちら。
TEL:0166-36-1104
道の駅びえい「白金ビルケ」
バスにて旭山動物園から道の駅びえい「白金ビルケ」へと向かいました。
道の駅びえい「白金ビルケ」は2018年5月にオープンされた新しい道の駅です。
白金エリアをはじめとした美瑛町全体の情報発信を行うほか、シャワールームの設置、アウトドアブランドの販売、美瑛町の食材をふんだんに使用したハンバーガーショップなど、美瑛町をより一層楽しめる施設になっています。
青い池から車で2分の位置にあり、観光の拠点としても利用できます。
周りは自然に囲まれています。
NORTH FACEがあります。道の駅に併設されているのは珍しいです。
美瑛町近郊のフィールドにおけるアウトドアアクティビティのイベントや体験ツアーも行っているようです。
外装がきれいな道の駅で北欧感があります。
道の駅びえい「白金ビルケ」
営業時間: 9:00~17:00
駐車場:大型:4台 普通車:196台
TEL:0166-94-3355
青い池
道の駅びえい「白金ビルケ」から車で5分ほどで青い池に着きます。
青い池はその名前の通り水面が青く見える不思議な池で、立ち枯れたカラマツが幻想的な雰囲気を醸し出しています。美瑛の主要観光地として最近注目を集めており、足を運ぶ観光客が増えているようです。
さて、青い池が「青い姿」を見せるのは春から秋の間であり、冬になると水面が凍る上に雪が積もるため「白い池」となってしまいます・・・。
しかし、青い池では冬限定で夜間にライトアップが行われます。日中に見る青い池とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
それでは、ライトアップされた青い池の姿をお見せします!
とても幻想的な雰囲気でした。多くの観光客が訪れていましたが、荘厳な光景にみな息を呑んでいました。
照明パターンが刻々と変化しており、色々な青い池の姿を見せてくれました。
照明による陰影の変化、池に積もる雪から反射される色彩の変化、しんしんと降りゆく雪、荒涼なカラマツの姿・・・とにかく言葉では表せない雰囲気です。ぜひ人生に一度は見るべき光景です!!!
観光の注意点として、通路は雪が積もっている上に足元が暗くなっているんで転倒には気を付けましょう。また、氷点下の低温ですので防寒対策は万全にしましょう。
ライトアップ期間や点灯時間は公式HPを確認の上、お越しください。
白ひげの滝
青い池から車で5分で白ひげの滝に到着。
白ひげの滝は白金温泉付近に位置しており、十勝岳連峰の地下水が溶岩層の割れ目から美瑛川に流れ落ちていく滝です。その流れ落ちる様が白ひげのように見えることから白ひげの滝と呼ばれるそうです。
落差は約30メートルもあります。地下水が溶岩層などの裂け目から落ちる滝を「潜流瀑(せんりゅうばく)」といい、これは日本でも珍しい滝のひとつだそうです。
青い池と同様に冬季限定でライトアップを実施しております。
まさに白ひげの如く、勢いよく流れ落ちていました。写真では伝わらないですが滝の轟音が強く響き渡っており、とても迫力あふれる滝でした。
こんなに大きな氷柱を初めて見ました。
この写真では分かりにくいですが、滝の流れ落ちた先にある美瑛川はコバルトブルーが鮮やかな姿をしていました。白い滝が青い川に流れていく様子はとても神秘的でした。
白ひげの滝は青い池の影に隠れてしまっているためか、スルーする人が多いようです。青い池からすぐ近くにあるので青い池の源流なる白ひげの滝にも是非お立ち寄りください!
ライトアップ期間や点灯時間は公式HPを確認の上、お越しください。
白ひげの滝の観光を楽しんだ後は、札幌駅までバスで帰りました。その後、バスツアーは終了。夜の札幌へと繰り出すのでした・・・。

まとめ
今回はバスツアーを利用して旭川・美瑛エリアを楽しんできました。
定番スポットである旭山動物園では冬ならではの光景を楽しむことができ、特にホッキョクグマの元気な姿や散歩するペンギンの楽しそうな様子が強く印象に残りました。
青い池・白ひげの滝のライトアップでは冬にしか見られない幻想的な景色にただただ感動の一言でした。絶対に人生に一度は見るべき光景だと強く感じました。
冬場の道央の自動車運転は不安だ、という人は私のようにバスツアーを利用するのがオススメです(公共交通機関では青い池・白ひげの滝へのアクセスが貧弱なためオススメしません。。。)。マイカー・レンタカーで行くという人は積雪や凍結には十分に注意の上楽しんでください。