【大阪・味園ユニバース】パスピエ TOUR 2017 “OTONARIさんのONOMIMONO”感想【ライブレポ】(2017.11.17)

先日、東名阪三都市で行われたパスピエ TOUR 2017“OTONARIさんのONOMIMONO” の味園ユニバースで行われた大阪公演に参戦してきましたので、そのライブ内容を取り上げようと思います。

ツアー名からわかるように、今回のツアーは最新ミニアルバム『OTONARIさん』と五年前にリリースされたミニアルバム『ONOMIMONO』の二つのミニアルバムにフォーカスするという、斬新なコンセプトをもつツアーであります。

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私は実はパスピエ歴はかなり浅く、初めて参戦したライブが印象Eという新参者です。なので、『ONOMIMONO』の楽曲も数曲しか生で聴いたことがなく、今まで聴けなかった昔の曲が聴けることに大きく期待していました。

また、新体制になって初めて世に出た作品である『OTONARIさん』もパスピエの新たな挑戦が認めれる優れたミニアルバムであり、ライブではどのように化けるのかという点にも非常に興味がもたれました。

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パスピエ TOUR 2017“OTONARIさんのONOMIMONO”

東名阪三都市で行われた今ツアー。ツアーの概要だけ簡単に記しておきます。

[日程] 2017/11/10(金) [会場] 東京キネマ倶楽部 [開場/開演] 18:00/19:00

[日程] 2017/11/11(土) [会場] 東京キネマ倶楽部 [開場/開演] 17:00/18:00

[日程] 2017/11/15(水) [会場] ボトムライン(愛知)[開場/開演] 18:00/19:00

[日程] 2017/11/17(木) [会場] 味園ユニバース(大阪)[開場/開演] 18:00/19:00

ライブレポート

整理番号は400番台でしたが、都合により開演15分前に到着。まず、今回のライブハウスである味園ユニバースの外観が昭和のバブル時代を彷彿とさせる独特の雰囲気を醸し出していました。

会場入りが遅れたため、行列に並ぶことはありませんでした。ライブハウス内には既にたくさん人が入っていました。大学生中心の年齢層でした。

FM802からの花束がありました。

撮影OKでしたので、ライブハウス内の写真を掲載します。装飾がかなり派手であり、不思議な内装でした。このようなライブハウスは初めてであり、どのような空気感のライブになるのか、非常に期待が高まります。

今回は後方から大人見して、じっくり演奏を楽しむスタイルでライブに臨みました。

セットリスト

SE(旧ver.)
M1:デモクラシークレット
M2:脳内戦争
M3:チャイナタウン
M4:トリップ
M5:トロイメライ
M6:気象予報士の憂鬱
M7:プラスティックガール
M8:とおりゃんせ
M9:最終電車
M10:ただいま
SE(新ver.)
M11:あかつき
M12:裏の裏
M13:(dis)communication
M14:空
M15:ポオトレイト
M16:EVE
M17:ハイパーリアリスト
M18:音の鳴る方へ
M19:正しいままではいられない
E1:スーパーカー
E2:MATATABISTEP
WE:トキノワ

先ほど記した通り、今回はツアー名から分かるように二つのミニアルバムに焦点を当てた一風変わったコンセプトのライブでした。セトリにもそのコンセプトは反映されており、新旧の楽曲を思う存分楽しめるラインナップでした。

二部構成のセトリが組まれており、前半はONOMIMONO中心の楽曲群、後半はOTONARIさん中心の楽曲群となっていました。

ライブ内容

旧ver.のSEによる導入からライブが始まりました。僕は旧ver.のSEを知らないので感動は薄かったのですが、昔からのファンの人には嬉しい導入だったと考えられます。

五人の登場ののち、M1 デモクラシークレットにより幕を開けました。のっけから会場のボルテージは最高潮に。露崎(Ba.)のベース音が胸を迫る楽曲でめちゃくちゃエナジーが湧いてきました。

続いてM2 脳内戦争ONOMIMONOの楽曲が続きます。以上二曲は、ずっとライブで聴いてみたかったのですがなかなか聴く機会に恵まれなかったので実際に聴くことができ非常に嬉しかったです。

そしてライブ定番曲M3 チャイナタウン。序盤最初の盛り上がりを見せたのちにMCに。挨拶感覚の簡潔なMCの済ませると、

M4 トリップM5 トロイメライM6 気象予報士の憂鬱M7 プラスティックガールと、ONOMIMONOの楽曲をこれでもかと披露してくれました。パスピエ初期の独特の空気感のある楽曲は、昭和風のライブハウスとあいまって妖麗ともいえる雰囲気を形成しており、完全にパスピエワールドに連れ去られてしまいました。音に体を委ねてマターリと楽曲を楽しんでいました。

M8 とおりゃんせはライブでお馴染みの曲であり、ここまでの異世界から引き戻してくれました。

そして、次はまさかのM9 最終電車。中盤にこの曲をもってくるとは。この曲のファンの人も多いのでしょう、成田ハネダ(Key.)の鍵盤によるイントロと同時に大きな歓声が湧きあがっておりました。この曲の中盤のキーボードさばきは本当に毎度虜になってしまいます。

前半の部最後の曲はミニアルバム最終曲であるM10 ただいま。静かに曲を終え、一同舞台裏に引き下がりました。

しばらくして流れてきたのは新ver.のSE。こちらは私にも耳馴染みがあります。今回は楽器隊による生音での演奏を披露してくれました。演奏し終えると大胡田(Vo.)の再登場。

後半最初の曲はM11 あかつき大胡田(Vo.)の高らかな歌声がライブハウスに響き渡りました。ミニアルバムの楽曲の中で個人的に思い入れのある曲を最初にやってくれて嬉しかったです。

次は意表を突いてきたM12 裏の裏。この曲はかなり盛り上がりますねー。最後のサビ前の「おーおーおーおーおー」と声を出すところは毎回ライブハウスの一体感を感じられて大好きです。次の曲からはOTONARIさんの楽曲群が続きます。

M13 (dis)communication大胡田(Vo.)のエフェクトのかかったボーカルと英詞、さらにEDMライクなサウンドなどなど、今までなかった新たなパスピエの雰囲気を作り出しており、ここまで旧作中心の楽曲だったことも伴って非常に斬新な印象を受けました。

M14 空大胡田(Vo.)の一人舞台。しっとりと歌い上げる大胡田(Vo.)の美しい声にライブハウス全員が聴き惚れていました。

M15 ポオトレイトも新しいパスピエを提示する楽曲でした。三澤(Gt.)のギターの生音と電子音の掛け合いが非常に面白かったです。演奏も高難易度だろうと思いましたが、流石、クオリティの高い演奏を魅せてくれました。

M16 EVEはただただ体を音に委ねて揺れて揺れて揺れていました(笑)。次の曲からは終盤に差し掛かり、盛り上げの曲中心に。

M17 ハイパーリアリストはライブ頻出の曲。特徴あるイントロが流れ出すと、大きな会場の歓声が湧いていました。人気の楽曲であることが伺えます。途中の三澤(Gt.)のギターソロが大好きで毎回毎回その演奏技術に圧倒されています。

そしてM18 音の鳴る方へ。演奏力の高いパスピエだけにこの曲はライブで映えると予想してましたが、予想の遥か上をいってくれましたね。まずイントロの露崎(Ba.)の、破壊力のあるベース音から圧倒されました。あんな迫力ある音が出せるのか。。。と驚愕してしまいました。先の曲では、EDMのような楽曲にも挑戦していましたが、やはりパスピエにはこの曲のような演奏力が光る曲で観衆をひれ伏せさせる方向性がいいなあと個人的には思いました(笑)

本編最後は「自分達のこれから」を込めた曲、という旨の紹介から始まったM19 正しいままではいられない。ハイテンポ・ハイテンションな楽曲で会場の興奮も最高潮!最後の一音まで気の抜くことができない圧倒的な演奏で本編のフィナーレを飾ってくれました。

アンコールはE1 スーパーカー、E2 MATATABISTEPの二曲を披露。MATATABISTEPでは本能のゆくままに踊りまくっていましたwこの曲はライブでは外せません!

アンコール二曲が終わり帰路につくか、、と思ったらまたまたアンコールが始まりました。しばらく待ってみると3度目のパスピエの登場!ダブルアンコールに応じてくれました!確かに本公演はファイナルでありましたが、個人的にダブルアンコールなるものは初めてだったのでかなりびっくりしました。ダブルアンコールのやり取りを見て、ファンとパスピエの相互に大事にしあう関係を実感し涙さえ浮かべそうになりました。

最後の最後の一曲はWE トキノワ。輪廻転生をテーマにした楽曲を最後にもってきたことは、たとえメンバーの脱退という困難があったとしても、形を変えて、巡り巡って新しい姿でパスピエに生まれ変わり皆に素敵な音楽を届けたい、というメッセージであると非常に自分勝手な解釈をしてみました(笑)。サポートドラマーの佐藤謙介さんも最初から最後まで素敵なドラムでパスピエの根幹を支えてくれました。最高の演奏をありがとうございました!!!

まとめ

やおたくや(元Dr.)脱退後初のツアーにおいて、新しいことと昔のことを融合させたコンセプトをもつツアーを成功させたことは、あくまでも新たな挑戦を今までにも常にし続けてきたパスピエの延長線上の出来事であり、これが4人の実力であると感じました。
MCで成田ハネダ(Key.)が「今回は脱退後初のツアーということでお客さんとの距離の近さを重視した。」ということから、ファンのことを第一に考えており、だからこそメンバーがいなくなっても新たな挑戦を続けるんだという強い意志を感じ取れ、これからも応援し続けようと強く思いました。
また、来年には全国ツアーも行うと宣言していたので近いうちにまたパスピエの姿を見ることができそうで今から楽しみです!以上、長くなりましたがライブレポートでした!