【御来光】伊吹山登山記③【真夏の夜間登山】(2018.8.5)

日本百名山のひとつである伊吹山夜間登山してまいりました。伊吹山は岐阜県と滋賀県の県境に位置する標高 1,377 mの山です。

私はこれまで二度この伊吹山に登った経験があります。(伊吹山登山①伊吹山登山②のページを参照)

いずれもGWに登ってきましたが、今回は真夏に伊吹山に登ることに…!ところが伊吹山は山頂でも標高1,377 mと低く、山麓では標高200 mの低さです。この年の夏は記録的な暑さをマークしており、(この年に限らずとも)真夏に伊吹山を登るのは暑過ぎてしんどすぎる…!熱中症待ったなし!

というわけで、真夏シーズンには伊吹山は真夜中のうちに山頂を目指し、山頂で御来光を待つという夜間登山が主流となっているようです。

私自身日の出ないうちに山行を開始し、御来光を待つ、といったことは赤石岳に登った際に経験していますが、夜通し歩き続けるのは今回が初めて…というわけで非常に楽しみな山行でありました。

伊吹山はかれこれ三回目ですが今回は夜間登山ということもあり、初めて登る気概で山行に臨みました。

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【基本データ】

○伊吹山

日本百名山
標高 1,377 m
所在地 滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町

【登山情報】

公共交通機関ですが、残念ながら真夜中には当然のことながら登山口までのバスは運行しておりません…。JR近江長岡駅着の終電が23時台に到着するのでそこから登山口まで徒歩で行く(6 km弱)かタクシーを呼ぶかするしかないです…。

今回我々はマイカーで山麓の駐車場まで移動しました。登山口の近くに無料駐車場があるのでそこを利用するのが良いでしょう。

300円駐車場とありますが実際には無料で停めることができました。

50台ぐらいは停めれそうな広さで今回AM1:00頃に到着しましたがガラガラでした。

【風呂情報】

◆極楽湯 彦根店(0749-26-2926、公式HP

駐車場よりR8経由で50分程度。


京都・大阪方面へ帰る人にオススメ。

定休日:毎月第2・第4火曜日

営業時間:6:00~翌1:00(0:30 受付終了)

※朝から営業しているため夜間登山後にぴったりです!

入浴料:平日:大人800円、小人300円(4歳以上小学生以下)

休日:大人900円、小人350円(4歳以上小学生以下)

日本では希少である炭酸温泉を人工的に再現した高濃度炭酸泉が楽しめます。また、休憩処の座敷がとても広く、夜間登山後のお昼寝がすこぶる捗ります(笑)。

【山行ルート】

※PT…20代男性3人

2018.8.5 天候:快晴

伊吹登山口(1:00頃)→伊吹山頂(4:20)→伊吹登山口(9:00頃)(CT: 7:30)

※山頂で御来光待ってたりしてたので長めになってます。

後述しますが日が昇ると加速度的に気温が上昇してくるので早め早めの下山をオススメします。

【山行レポート】

※大前提条件ですが、夜間登山なのでヘッドランプおよびそれに準ずるものが必要です。なければ即門前払いです。

さて、夜間登山の山行レポートに移りたいところですが、、、

写真がない。。。

まあこれは仕方ないですね。暗すぎてマトモに写真が撮れたもんじゃありません。

伊吹山登山①伊吹山登山②で挙げた写真の光量をゼロにした光景だと思えば差し支えないです(雑)。

というわけでここからは写真なしの文章で登山の経過を伝えていきます。

まず一合目までの樹林帯ですが、

本ルートでもっとも暗闇に包まれたエリアです。

夜間登山初っ端から夜間登山らしく何も見えない暗闇を進んでいきます。ヘッドランプが点灯しなくなった瞬間朝が来るまで動けなくなります。予備電池はもちろん、余裕があれば壊れた時に備えて予備ヘッドランプを持っていくぐらいの気概があるとよいでしょう。

足元も木の枝や岩が多く注意深く進まないと怪我をします。最初はペースゆっくりめで慎重に進んでいくのが良いでしょう。

一合目を過ぎると樹林帯を通り抜け街明かりや月光のおかげかヘッドランプなしでも何となく景色が視認できるぐらいの明るさになります。

そして思っていたよりも蒸し暑い!まだ標高が低いせいもあって、気温・湿度ともに昼間ほどにないにせよ高いのでしょう。

これから涼しくなっていくと信じて先に進みます。

眼下には長浜市街の夜景がきれいに見えます。また夜虫の鳴き声も一斉にこだましており風情を感じます。伊吹山の登山道はかなり開放的であるため夜に登ると今まで体感したことのない空気感に包まれ、何とも言葉にできない良い気持ちになります。

特に三合目手前付近の平坦な道は全身で夜の伊吹山を浴びることができ(?)非日常感を五感で感じることができます。

三合目が山頂までの最後のトイレなので用を足しに。(夜間登山なのでそこらへんでしてもばれなさそうですが)

心なしか涼しくなってきましたが思ったよりシャツの汗が乾かず不快指数は高め。それでも登り始めよりは快適です。

三合目からぐんぐん進んで五合目そしてその先へ。

八合目あたりのジグザグ道は岩場が多くなり足元が暗く危険なので用心深く進みましょう。落石を引き起こさないように!

眼下には夜の下界が一面に広がり夜の征服者になった気分です(謎)。とはいってもずっと登り続けるとだんだん飽きてきて同じようなつづら折りの道にしんどさを感じるようになってきます。

あれこれ考えているうちに山頂に到着!夜明けが近いのか空が明るくなってきました。

ここから写真を載せ始めます。

非日常的な光景がそこには広がっていました。

山頂は風も吹いており半袖一枚ではちょっぴり寒いなと感じるぐらいです。それにしても夜明け前のこの独特な感じはいいですねえ。ここまでの疲れが吹っ飛びます。

下界を見下ろす。

日の出まで時間がありそうなので遊歩道を散策。

雲海っぽくなってて荘厳な光景です。

一等三角点。

伊吹山は高山植物の宝庫でもあります。

人がすごく多いです。実はドライブウェイで山頂まで車で来れちゃうのですね。。。家族連れとかがとても多かったです。私は過程を楽しむ人間なのでここまで必死に登ってきたことは大して苦じゃありません。

しかし家庭ができたら過程より優先するかもわからないです。気軽にこの光景が楽しめるのは素晴らしいことです。

つまらない冗談を言っているうちに朝日が見えてきました…!

素晴らしい・・・。刻一刻と昇る太陽の姿は神々しささえ感じます。カメラを撮ることよりもじっと太陽の姿を固唾を飲んで見守っておりました。

以下、写真集。

シャッターを押す手が止まりません。こんな別世界が身近な百名山にあったとは…ただただ幸せしかないです。

景色を存分に楽しんだのちに山頂で朝食?のカップラーメンを食し下山開始です。

さて、、、通常の昼間の下山ですと気温が下がる時間帯に山を下るため標高が段々低くなるのと相まって終始快適な温度で進むことができるのですが、、、

今回の夜間登山の際の下山時は、どんどん太陽が昇ってくるため気温が上昇するのに加え、標高がどんどん低くなることから加速度的に暑くなっていきます!おまけに!夜通し歩いて眠気とだるさも相まって下山が非常にしんどいです。。。

先程まで崇めていた太陽がとたんに憎くなってきます(笑)。

景色は綺麗なのですが、、、めちゃくちゃ暑くて眠たくて終始無言無心で、一刻も早くこの辛苦から逃れたい一方で下山してました。

下山後のお風呂&昼寝の気持ち良さは昼間の登山時と比較にならないぐらい最高でした。。。

【まとめ】

三回目の伊吹山登山でしたが今回は初めての夜間登山という形の山行でした。序盤の真っ暗闇の樹林帯や不思議な空気感に包まれた夜の登山道、荘厳な朝焼けに包まれる山頂の雰囲気などは決して通常の登山では味わえない特別なものでした。

夜間登山とはいっても、ヘッドランプをきちんと用意し、いつも以上に足元に注意して歩けば道自体は昼間とは違いません。あとは体調管理をきちんとすることですかね、、普段朝型の人はぐっすりと昼寝をするのが良いかもしれません。

通常の昼間の登山とは違うちょっと変わった世界を体感してみたい人、この記事を読んで夜間登山に挑戦してくれてその魅力に気付いてくれると何よりも嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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