日帰りで大菩薩嶺に登ってきました。
大菩薩嶺は山梨県に位置する山であり、日本百名山に指定されています。
大菩薩峠からは富士山をはじめ、南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、奥秩父の山々そして眼下には上日川ダム(大菩薩湖)が見渡せます。
当初は、麓から歴史ある峠道をたっぷりと2日かけたルートでのんびり辿る予定でしたが、一日目が雨天だったために、上日川峠から日帰り登山する行程に変更いたしました。
【基本データ】
○大菩薩嶺
日本百名山
標高 2,057 m
所在地 山梨県甲州市、北都留郡丹波山村
【登山情報】
・中央道勝沼ICから上日川峠駐車場までマイカーで50分。
駐車場は20台程度。トイレ、登山届用ポストあり。
・キャンプ場あり(一人400円、テント10張程度)
・登山適齢期は4月中旬~11月下旬
山々が紅葉に染まる秋がベストシーズン。
梅雨や盛夏は避けた方が無難。(花目的なら盛夏もあり、暑いですが。)
・風呂:大菩薩の湯(0533-32-4126、大菩薩の湯公式HP)
上日川峠から車で20分程度。
露天岩風呂をはじめ、さまざまなお風呂を楽しめるほか、地元産の新鮮な野菜や果物など豊富に取り揃えた「土産物直売コーナー」や、郷土料理「ほうとう」などが楽しめる食堂があります。
定休日:4~10月:第3火曜日定休、11~3月:火曜日定休(祝日の場合は翌日)、12/31・1/1
営業時間:10:00~21:00(受付終了20:00)
入浴料:大人610円(3時間以内)1,020円(一日券)、小人410円(3時間以内)510円(一日券) ※甲州市在住者は割引
【山行ルート】
※PT…20代男性2人女性3人
2017.9.24 天候:曇
上日川峠(8:15)→福ちゃん荘→唐松尾根→大菩薩嶺(10:10)→大菩薩峠(11:15)→福ちゃん荘→上日川峠(13:30)(CT:5:15)
【山行レポート】
前日の雨天からの当日、キャンプ場に時点で曇天模様…。
しかし登ってみなければわからない!っていうわけで意気揚々と登山開始。
霧のなかを歩きやすい登山道を進みます。幻想的な雰囲気。
福ちゃん荘からは唐松尾根に進みます。
唐松尾根は最初歩きやすいものの、途中から岩場が多くなりましたが比較的歩きやすかったです。ずっと霧に覆われてたので写真がないです。。。
登りを終えて雷岩に到着。そして青空が出てきました!!!
標高2,000 m超えたあたりでちらちら紅葉が見られました。
唐松尾根から稜線に出た後、雷岩から10分ほど歩いたところで大菩薩嶺頂上です。
ピストンするなら重い荷物を雷岩に置いていくと身軽です。
周りは完全に木々で覆われており全く山頂感がありません(笑)。記念撮影を終え、来た道を引き返します。
天候も晴れてきてここからは大菩薩峠までの稜線歩きを楽しみます~♪
大菩薩湖を眼下に。僕の心の目には遠く富士山が移っています(涙目)。
大菩薩峠を眼下に。
大菩薩峠に到着です!!!
今回私はコッヘルで焼きそばづくりに挑戦しました!!!(笑)
せっかくなのでレシピをば。
[作り方]
①豚肉をコッヘルに入れ、少量の水でゆでる感じにします。(油がなかったためこうした。)
②豚肉に火が通ったら切り刻んだ玉ねぎを入れて炒める。(豚肉の油をうまく使おう。)
③玉ねぎが炒め終わったら焼きそば麺と若干の水を入れる。
④ある程度炒めたら粉末スープを入れて混ぜる。
⑤完成。
普段私はほとんど料理しないのでクオリティは度外視してます(笑)。上手に作ることよりも、山で一風変わったものを作りたいという気持ちが勝りました。
食べてみると、、、、
焼きそばの味だ!!!
そりゃそうか。同伴してくれた人達に試食してもらったところ、おおむね好評だったものの、なかには「ソース風パスタやんけ!!!」という人も、、、
確かに水気が多くシャバシャバしてて、これが焼きそばと呼べるものかどうか怪しく感じてきたぞ、、、
精進いたします、、、
澄み切った山の空気を感じながらの昼食を楽しんだ後は下山です。
川の水は冷たく、空気もヒンヤリしてて気持ちが良いです。
唐松尾根よりも登山道が整備されており、下山時特有の膝へのダメージを全く感じません。
こんな看板がありました。ポイ捨て禁止です。
のんびり森林浴しながら福ちゃん荘を経由し、上日川峠へと帰還です。標高差も歩行距離も小さく、ゆとりある山行だったなあと感じました。登山初心者にはうってつけの山ですね!
【まとめ】
曇り空のために富士山をはじめとした遠景が楽しめず非常に残念!!!でしたが、稜線沿いの道は風も心地よく、のんびり稜線あるきを楽しむことができました。
今度は紅葉のハイシーズンに富士山の見れる快晴の日に再訪したいなと感じました。
今回は日帰りコースでしたが、麓からのんびり歩いて山泊一泊するコースは、ブナやミズナラなどの広葉樹林や早朝からの展望、眺望のダイナミックな変化を楽しんだりできるようで、是非今度はテントを運んで一泊二日で山歩きしてみたいと思った次第であります。